礼拝説教

2016/10/23-在天会員記念礼拝-

「キリストの花嫁」

ヨハネの黙示録21:1〜7
牧師 大宮  溥



◇使徒信条は教会を「聖徒の交わり」と呼んでいますが、この交わりは、生きて信仰の道を歩んでいる「地上の教会」と、死んで栄光の内にある「天上の教会」を含みます。「戦闘の教会」と「勝利の教会」であります。在天会員記念礼拝は「聖徒の交わり」全体が一つになって守るものであります。

◇今日の聖書は、世界の歴史の終わりの「新天新地」を描いています。そこでは「海もなくなった」と記されています。「海」は生けるものを飲み干す「死」の領域です。今年は歴代教師の一人の石井忠善牧師逝去50年ですが、彼が若くして召される前に語った「死に勝つ力」で、キリストと結ばれるとき、今永遠の生命を生きることを確信させられます。

◇「聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように…天から下って来るのを見た」。われわれも、信仰に入れられて、今すでに「本国を天に」持つ(フィリピ3:20)。 「花嫁」の描写は、個人と言うよりも共同体(聖徒の交わり)の事であります。キリストは死と復活によって、人類全体を救い、教会と一身同体になり、我々はキリストの花嫁として、愛の交わりの中に生きるのであります。

◇「神の幕屋が人の間にある」とは、出エジプト後のイスラエルの聖地への旅における神の臨在を思い起こさせます。キリストが受肉された時「わたしたちの間に宿られた」(ヨハネ1:14)ので、神が人として連帯されました。終末の神の国においては、人間が神のように栄光化されます。それ故「悲しみも嘆きも労苦もない」のであります。

◇神は「初めであり、終わりである」。それ故、我々は神から出て、神に帰るのであります。神が送り出して下さったので、我々は地上の命を与えられて歩んでいますが、やがて終わるとき神が我々を迎えてくださいます。「死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる」(詩編23:4)。

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