礼拝説教


2014/1/19  降誕節第4主日新年礼拝

「イエスに従う」

マルコ福音書1:14~20
船本 弘毅先生

 
◇マルコはイエスの宣教活動の始まりを「ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えた」(1:14)と記しています。ヨハネはイエスの先駆者として、人々に悔い改めを迫り洗礼を授けて、救い主の到来に備えたので、洗礼者ヨハネと呼ばれていました。彼は自分ではなく、来るべき方に目を注ぐよう求めました。そのヨハネが悪事を批判したため、捕らえられ牢に入れた後に、イエスは宣教活動を始められたのです。人の目には新しいことを始める時ではありませんでした。なぜなのでしょうか。①イエスの活動は、時代の要請に応えてなされたのではなく、神の計画に基づくものでした。②イエスの働きは暗闇の中に輝く光のように、暗い時代の只中で始められました。③預言者の時は終わり、イエスの時が新しく始まったのでした。(ヘブライ1:1参照)

◇イエスはガリラヤに行かれました。そこはユダヤの北端の境界の地であり、神の民であるイスラエルの民と神から遠い異邦の民の支錯する地であり、ユダヤ人から軽蔑されていた地でした。しかし、イエスはこの地で活動を開始し、この地で復活した最初の姿を人々に現されたのでした。

◇ガリラヤ湖畔でシモン・アンデレ・ヤコブ・ヨハネに「わたしについて来なさい」と語りかけ、彼らは直ちに網も舟も父も雇い人も残して、主に従いました。昨年10月末に、山梨県身延町にある峡南教会の特伝でお伺いしました。日蓮の町での伝道は多くの困難がありました。56年になる教会の歩みを10人程の信者と昨年神学校を卒業して赴任した女性牧師が守っておられます。「我に従え」という召しに、真心を込めて従った人達の歩みによって教会は守られて来ました。90周年を迎える阿佐ヶ谷教会にも苦難の時を、祈り、また自ら献げて支えた群れがありました。

◇「来なさい。わたしの後を追って来なさい」と、ひとりひとりが今、問われています。

         
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