2025/07/20 「私はすでに世に勝っている」ヨハネによる福音書16:25~33 牧師 古屋治雄
◇主イエスは、ご自分がこの世から去って行くと弟子たちに繰り返し語ってこられた。そしてそれは悲しむべきことではあるが、喜びへと変えられることを語ってこられた。十字架の死の後に復活され再び弟子たちに会って…
◇主イエスは、ご自分がこの世から去って行くと弟子たちに繰り返し語ってこられた。そしてそれは悲しむべきことではあるが、喜びへと変えられることを語ってこられた。十字架の死の後に復活され再び弟子たちに会って…
◇「私をお遣わしになった方のもとに行こうとしている」(5節)、「あなたがたはもう私を見なくなる」(16節)と、主イエスはこれから重大な出来事が起こることを弟子たちに語る。これらを聞いているのは直接的に…
◇イエス様は預言者的な務めを全うされた。その頂点に十字架がある。イエス様は山上の説教で、8つの幸いを語られたが、「迫害される時、あなたがたは幸いである。」と言われる。これは弟子たちに限らない。ローマ帝…
◇私たち信仰者は、時折「道を逸れる」という経験をすることがある。今日の聖書箇所でパウロは、ガラテヤ教会の人々が「あの無力で貧弱なもろもろの霊力に逆戻り」していると、厳しく指摘している。「もろもろの霊力…
◇主イエスに死が迫り、弟子たちにも不安と恐れが及ぶ中、主は「心を騒がせてはならない。神を信じ、また私を信じなさい。私の父の家には住まいがたくさんある……行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って…
◇復活後、イエス様は弟子たちと共に過ごしてくださり40日目に昇天された。弟子たちの目にはそのお姿が見えなくなったが、淋しくはなかった。十字架を前にして恐れと不安のため逃げ去った弟子たちだが、主の復活に…
◇ペンテコステというと2章1~13節の記事が思い起こされる。12使徒が聖霊に満たされて、神の偉大な業を様々な外国語で語りだすという出来事として起こった。聞いた人それぞれがよく理解できる生まれ故郷の言葉…
◇以前、マタイによる福音書の毒麦の譬え(13:24以下)を語らせていただいた。私たちの教会も良い麦と毒麦の混合体である。しかも現在は、良い麦と毒麦の区別がつかない。終末の時に初めて区別できるのである。…
◇今日の15章を含む13章から17章まで、主イエスは一般の人々ではなく弟子たちに「ディダスカロス」(先生)として集中して語っている。「ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができ…
◇私たちは、イエス様によって、また聖書の御言葉によって神様を知ることが可能になる。御言葉によって、神様が私たちを救ってくださることを知ることができる。私たちは、祈りによって神様との人格的な関係に入れら…