2025/02/23 「一粒の麦、地に落ちて死ななければ」ヨハネによる福音書書12:12~26 牧師 古屋 治雄
◇今朝は、教会暦より少し早く、ヨハネによる福音書が伝える棕櫚の主日の出来事が私たちに示されている。群衆の歓喜と大歓迎は詩編118編26節が元になっているが、そこでは「王」という言葉は出てこない。しかし…
◇今朝は、教会暦より少し早く、ヨハネによる福音書が伝える棕櫚の主日の出来事が私たちに示されている。群衆の歓喜と大歓迎は詩編118編26節が元になっているが、そこでは「王」という言葉は出てこない。しかし…
◇旧約聖書が3000年近くの間、間違いなく伝えられてきたのは、写字生が獣皮紙から獣皮紙へと、誠実に書き写してくれたおかげである。しかし時代が下ると写字生の中には律法を解釈し、読み替え、神様から頂いた言…
◇何年か前に部屋を片付けていた時、学生相当の共励会の会報『出会い』が出てきた。以前は聖書的な名前の方が良いと思ったが、伝道者として歩むうちに『出会い』は教会にふさわしいと思うようになった。両親に連れら…
◇ヨハネ福音書は、ナルドの香油の出来事の行為者を、ラザロとマルタの姉妹マリアであるとする。この出来事に先立ち、イエス様はラザロを墓の中から生き返らせてくださった。マリアの心の中にはイエス様に対するあふ…
◇イエス様はどんなお方なのか。イエス様がおこなった奇跡とお言葉は多くの人々に驚きを与えたが、時には怪しまれることさえあった。11章でイエス様はマリアとマルタの兄弟ラザロを生き返らせた。そのことが指導者…
◇黙示録には恐ろしい災いや戦いが描かれる。だがこの書物が語っていることの中心は、イエス・キリストが再び来られ、神に逆らうすべての誤った考えに最終的に勝利してくださるということである。イエス様は十字架と…
◇私たちの教会では昨年末から親しい方々を御許に送ってきた。私たちは共にいてくださる主が地上の歩みの中だけ共にいてくださるのではなく、死をも貫いて、召された本人もまた家族にも神様が働き続けてくださってい…
◇マタイによる福音書はイエス様の到来を、イザヤの預言の実現として描く。みどり子としてお生まれになった主が、終わりのないダビデの王座を継ぐ方として、平和の君として、永遠に支配される、それらの預言が一つひ…
◇街ではクリスマスの飾り付けが正月飾りに替わっているが、教会はクリスマスに到来した主イエスと共に新しい年の歩みに向かう。クリスマス物語に登場する人々はその後の生き方を変えられたであろう。マリアとヨセフ…
◇アドベントの元の意味は「来る」である。主が来られる。どこからか。神のもとからである。イエス様はこの世の方ではなく、外側から来られた方である。そして私たちの世界で現実の生活をされた。このことは創造者な…
