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おやこの広場通信 2007・5・9
阿佐ヶ谷教会おやこの広場
03(3337)5879
はらっぱ
NO.22

 <4月のおやこの広場から…>
☆お姉さん☆
 もうすぐ3歳になるAちゃんは、久しぶりにやってきたおやこの広場にも躊躇することなく、自然に遊び始めました。そしておやつの時には、なかなか離れられなかったお母さまともすんなり別れてひとりで座り、大きな声で歌もうたっていました。そんなAちゃんを、1,2歳のお友だち達は尊敬のまなざしで見つめ、すっかり自信がついたAちゃんは、にっこり笑って「さようなら」を言ってくれました。

☆「トラック出してください」☆
 みんなに人気のトラックは、いつもは扉の中の車庫で待機しています。トラックで遊びたくなったBくんは、スタッフのところにくると、「トラック…ください…」と肩で息をしながらやっとのことで言いました。それで自信がついたのでしょう、次の時には、「ショベルカー出してください」とすんなりと言うことができました。お母さまではない他人に、自分の気持ちを言葉で伝えることができた喜びは、計り知れないことなのだと思います。

☆順番だよ☆
 Cくんが滑り台で遊んでいると、DくんとEくんがやってきましたが、それぞれが好き勝手な方向から上りだしたので、たちまち滑れなくなってしまいました。そのうち、順番に滑れるようになったのですが、Cくんが滑り台の上で座り込んでしまうと、後ろには順番待ちの列ができてしまいました。じぃーっとCくんが滑るのを待っているDくんとEくん。それを不思議そうに眺めているCくん…。こうやってひとつずつ覚えていくものなのですね。

☆おやつまだかな…☆
 先月から来るようになったFちゃんは、だいぶ慣れてきました。この間は、スタッフが製作の片付けをしているのを見ると、木製のトラックを持ってきたり、滑り台をしまおうとしていました。まだお片づけの時間ではないのにどうしたのかしら?と思ったら、おやつが大好きなFちゃん、お片づけをすればおやつが食べれると思って、せっせと片付けだしたようです。真剣な顔で片付けていたFちゃんがとても印象的でした。
                  <5月の予定> 
                   *音楽遊び:11日(金)・23日(水)
                   *親子制作:「くるくるへび」です。
                  お好きな時に作ってみてください。                     


〈こんな時どうしますか?〉
―左利きかな?と思ったとき―
 ご飯を食べる時のスプーンやフォークを持つ手、お絵描きのクレヨンや絵筆を持つ手などが左手だと気づいた時、「この子は左利き?」と心配になられた方もおられると思います。利き手や利き足が左か右かということは、先天的(遺伝的)な場合と後天的(環境的)な場合があるようです。その辺りの専門的なことはあまりわかりませんが、ここでは私や周りの方の体験談を踏まえて、どのような関わり方があるかをお伝えしたいと思います。

 結婚前に聞いた話ですが、母乳は左右交互の授乳なので問題はないが、人工乳の場合は大人が利き手の右手で哺乳瓶を持つことが多くなり、赤ちゃんは左手ばかりが自由になるので左利きになりやすいということでした。殆ど哺乳瓶での授乳だった長男には、そのことを意識して対処したおかげか左利きにはなりませんでしたが、母乳のみで育てた次男は左利きになってしまったので、この説が果たしてどうなのかはわかりませんが、意識しないよりは良いのかもしれません。左利きに気づいてからは、息子が右手で持つようにスプーンやフォークなどを右側に置いたり、クレヨンなどを手渡す時は右手に渡すなどを心がけました。また自分の意志で左手で持っている時には、「上手だねぇ、今度は反対の手でも出来るかやってみて!」とさり気なく右使いを促し、出来た時に「すごいね!お母さんはこっち(右)しか出来ないけど、Mくんは両方とも上手に出来るんだ!」と誉めまくりました。自尊心を刺激することでのりやすいタイプだったこともあり、やる気を起こさせることが出来て、小学校に入る頃には日常生活のことは右手で行えるようになりました。もちろん、左手でも器用に扱えることが出来て、本人は「両利きだ!」と自慢気に言っていました。

 友人は、最初のお子さんも次のお子さんも同じようにして育てたつもりなのだけど、なぜか第二子だけが左利きになってしまったそうです。 気がついてからは右手に手渡すことを心がけたものの、右手で受け取ってもすぐに左手に持ち変えてしまうことの繰り返しだったそうです。新しいことを始める時―ハサミを持つ、字を書く、針を持つなどの時に右手で持つことから教えると良いと聞いたので、そのように働きかけてもみましたが、やはり左手でこなしてしまったようです。ハサミは左使い用の物もありますが、結局、右用で器用に使っているそうです。自分自身にとっては自然に習得するので、周りが感じる程の不便は感じないのでしょう。

 いずれの場合にも当てはまることは、『無理矢理矯正はしない』ということで、過度な働きかけが精神的なダメージに繋がることは誰もが唱えることです。昔は左利きのことを“ぎっちょ”と差別的な言い方をして、厳しく直させないことは母親の怠慢という風潮もありました。しかし、今はそういうこともなく個性のひとつとしてとらえられていますし、左使いのグッズもかなり出回っています。それでも道具や機械などは右利きの人が使い易いように出来ていますし、文字(書き順や筆圧の加減) については圧倒的に右利きの方が有利ですので、もし心当たりのある方は、適度な刺激を与えてみることはいけないことではないと思います。 やはり、新しいことにチャレンジし始めた時が一番のチャンスでしょうから、その時を逃さないようにしてください。ある程度馴染んでしまうと、頑固なお子さんは特に難しいかもしれませんね。ただ、自分で直そうと思えば訓練も可能ですから、「両方使えたら便利だし、かっこいいよねぇ」と自尊心をくすぐってみることもいかがでしょうか。

 利き手の問題に限らず、子どもに何かを習慣づけたいときに、ストレートに「○○しなさい」ではなく、ちょっとこちらの発想を転換して「○○が出来たら良いんじゃない?」というような言葉がけで、本人のやる気をそそることも、子育てのワンポイントではないかと思います。



聖書のことば:「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」――ローマの信徒への手紙12章15節
        
             




<聖書のことば>
  「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」――ローマの信徒への手紙12章15節
 
  

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