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| [10月のおやこの広場から…] 爽やかな秋晴れの日も歩くのも大変な嵐の日も、どんな天候でも、おやこの広場は元気な子ども達の声で一杯になります。そんな子ども達の10月の姿を紹介します。 ここに紹介する子ども達は、特定の子どもの姿でなく、他の何人もの子どもにも共通した成長の姿です。10月は、そんな感動の連続の一ヶ月でした。 ☆手形は怖くなかったよ…☆ 誕生月に子ども達の手形をカードに貼り贈っていますが、その手形を取る事にとても躊躇してしまう子もいます。ある日、Aくんは手形を取ろうとしても嫌がって大泣きをしてしまいました。でも、絵の具が手についたとたん、こわばっていた手が大きく開かれ、力強い手形を取ることが出来ました。本人が手形の意味を理解し納得することにより、不安が解消され安心に変わる、そんな一瞬の成長をとても嬉しく感じました。 ☆UFOゴマまわせたよ…☆ 10月の親子製作は牛乳パックを使った「UFOゴマ」でした。Bくんは製作を終えた後、お母さまが回すコマをジッと見つめていて、次に自分で回そうと頑張りました。なかなか最初からは上手くいきません。何回も何回もゆっくり挑戦するBくんの側で私達も息を飲みながら静かに見守りました。そしてやっと回せたBくんは、とても嬉しそうに自分が回したコマを見つめていました。それからも何回も回し、次には逆方向に回す挑戦をしていました。子どもが自分で達成した喜びを、一緒に喜び合えることは本当に嬉しいことです。Bくんにとっても大きな自信になったことでしょう。 ☆遊びが広がる瞬間☆ ある日Cくんは朝からパズルをしたり楽器遊びをしたり、お母さまと一緒に遊んでいました。ところがお片づけの少し前になって、急にお母さまから離れて、おままごと遊びに自然に入って黙々と遊び始めました。お母さまと充分に遊んだ満足感が、1人で、友達が遊んでいる中に入っていく勇気に変わったのでしょう。これからは少しづつ友だちを意識しながら遊びも広がっていくことでしょう。 お友達と遊ぶ時のルールの中で順番に玩具を使うことは、大切なことの一つです。 Dちゃんはある日「じゅんばん」と自分から言えるようになり、快く待つことも出来るようになりました。今までなかなかできなかったことも、待った先に楽しみがあるという事が、理解できる時期が来ると、待つことも苦痛でなくなるのでしょう。まだまだいつもこのように出来るわけにはいきませんが、きっと根気強くお母さまが対応したことによっての成長なのだなと感激しました。 〈こんな時どうしますか?〉 ーお父さんが子どもと過ごす時ー お父さまの中には、お子さんと一緒に過ごしたいという気持ちは持っていらしても、具体的にどのように関わっていったらいいのかと戸惑われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。日常的にお子さんと接する時間の少ないお父さまにとっては、それは仕方のないことです。お仕事の関係で普段はお子さんの寝顔しか見れないということもあるでしょう。週末だけしか顔を合わせることがないお父さんに「パパ、また来てねぇ〜」と言ったという話しも、笑い話とばかりは言えない現実を抱えておられることと思います。その対策の一つとして、お母さまがお子さんとの日常会話の中で、お父さまとお子さんのメッセンジャーの役割を担われてはいかがでしょうか。お子さんの様子や言葉をお父さまに伝え、またそのお父さまの反応をお子さんに伝えたり、時にはお父さまのお仕事などをお子さんにわかる言葉で話してあげることもいいでしょう。 そして、実際に一緒に過ごす場合、いきなり父子だけでの時間を持つことで、お互いに辛い思いをする結果になっては残念です。そこでお母さまも一緒に過ごす時に、なるべくお父さまが直接関われるチャンスを多くもってみてください。そんな時のお父さまの言動は、お母さまの目からご覧になったら歯がゆいこともあるかもしれませんが、「そんなやり方しちゃダメよ!」と批判するのではなく、「このようにするといいよ」と前向きなアドバイスを心がけていくことが、父子関係を育んでいくことになるでしょう。そしてお父さまが慣れた頃に、思い切って父子だけでお留守番をしたり、公園や買い物などに出かける機会などを重ねて、少しずつ絆を深めていってください。 また、時にはお父さまの存在は、母子間の緩衝材の役割を持つこともあります。お子さんがお母さまから叱られているような時には、お母さまとは別の立場としてのお父さまの関わりが有効的な働きを果たすこともあります。その時には、「ママは怒ってばかりいて恐いなぁ〜」というように、お母さまを批判することでお子さんの味方になるのではなく、お子さんの気持ちを共感してあげながら、お母さまがどのような気持ちでお子さんを叱ったのかを代弁してあげ、「一緒に謝ろうか…」と言うように、両者にとって前向きな解決への潤滑油となれると素敵ですね。 さらに、複数のご兄弟がいらっしゃり手が不十分な時や得意分野での関わり、相性の善し悪しや反抗期で関わりが難しい時などに相手が替わることで気持ちが切り替わることもありますから、ご両親が状況に応じて役割分担をなさっていくことも必要な時があります。それがスムースに出来るように、普段からのご両親の意志の疎通や教育方針の共有などを大切にしていかれることが、より良い子育てに繋がっていくことだと思います。なかなか理想通りにはいきませんが、このように心がける姿勢がお子さんの成長に反映していきますから、頑張っていきましょう。 ![]() |
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